保育士が転職時に「職場の紹介サービス」を使うリスクとは?

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保育士として、新しい保育園に「転職」するとき。出産後に「保育士として復帰」するとき。

あるいは、別の仕事をしながら保育士の資格をとって「はじめて保育士として仕事をする」とき。

…この保育園って、どんな所だろう?

…ここのスタッフたちは、どんな人たちなんだろう?

いろんな不安がありますよね。

特に、女性だけの職場や、以前働いた職場で、同僚や上司にあまりよい印象がなかったりすると、余計に色んなことが、気になるのではないでしょうか?

保育士の離職が騒がれ、待遇改善がどうのこうのと言われて数年になりますが・・・。

ここ最近は「保育士による虐待など」がテレビを騒がせたり、いまとなっては、世間の人たちにも「保育士の離職は、保育園の中で、保育士同士で起こしていること」ということも拡がりつつあります。(保育の仕事に関わる人間としては、とても残念でなりません)

「いい保育園は?」と探しても、見つからない。ついつい「職場を紹介するサービス」に登録してしまうと…

WEBサイトで登録すれば、保育園を紹介してくれるというサービス。
色々あるかと思いますが、知っていますか?また、使ったことはありますか?

そして、大事なことですが「登録することで、どうなるか」わかって使おうとしていますか?

「えっ?職場を紹介してくれるんじゃないの??」

「忙しいときに探してくれて、助かるんだけど、何かダメことあるの??」

職場は紹介してくれますし、忙しい時には助かるのですが・・・。

あなたが「保育士として働くなら、知っていた方がよい」こと。それは・・・

あなたが入社すると、その保育園は運営費から「年収の25%〜30%、つまりは…100万近くのお金」を、業者に支払いしなければならない。ということ

※いわゆる「人材紹介」の報酬として、定められた金額を支払う

「へ〜。そうなんだ」(別になにも気にしない・・・)という方は、スルーしてください。

賢いあなたは、気づいたはず。
このお金「園の運営費から、出ている」ということ。

つまり「園の安定運営はもちろん、お給料や賞与原資になるお金が減っている」ということ。

そして、あなたに紹介しているその人は「別に、そこを見学したわけでもない」

ましてや「働いたわけでもない」のに、いかにも、知っている保育園であるかのように話したりします

(もちろん、全員がそうではないですよ)

どうして、電話口のその人が、その保育園を「おすすめ」できるの?

はっきり言えば、紹介する人が「自分の仕事のために、あなたに無責任なことを言った可能性がある」のです。

逆に「なぜ、私たちは、そう言い切れるのか?」

単純な話です。

保育園を運営する側には「保育士は必要ありませんか?」と、電話営業がかかってきます。

そのとき「同じようにほかの保育園にも、営業電話をしている声が聞こえる」のです。

電話がくる典型的なタイミングは「公共職業安定所(ハローワーク)に求人を出した時」です。

「公共職業安定所(ハローワーク)の求人を拝見しました。」

「御社にぴったりの求職者がいます。まだ募集枠はございますか?」

「ぜひご紹介の機会をいただけませんか」

困ったことに、給食を食べてる間や、午睡中も電話が鳴り止まないのです。

そこで、きらり保育園では、園の電話が一切鳴らないように、電話受付サービスにお金をお支払いして、電話を受けていただくようにしたのです。

(保護者さんをはじめ緊急時用にはもちろん、非公開の携帯電話📱を別途用意したりと、利用者に寄り添う保育を常に意識しています)

同様に、通信機器、コピー機、エアコン…。こちらでは求めていない営業電話も多数。
(そもそも電話受付サービスも、受電件数でかかるお金が増えるので、非通知設定や不要な業者さんはブロック対応で、その数は300社を超えました)

私たちは、保育園を「ちゃんと運営したい」という考えをもっています。

しかし、保育士として働くあなたもご存知のように、産休育休や、配偶者の転勤などで、一時的に保育士不足になる状況も発生します。

そこで「個々の保育園が、スタッフ募集をした」としても・・・
1人1人の保育士は、なんとなく「紹介サービスを使って、いろいろな保育園を紹介してもらう」ことが多くなります。

そうすると、保育士と保育園に直接連絡をして、やりとりをすることは少なくなります。

保育園は「配置基準を満たせなくなる」かもしれない状況。

一方、保育士が自分で登録することで「紹介サービスには保育士がどんどんあつまる」状況。

この状況で「あなたのことを何もしらない」にもかかわらず、紹介サービスは、保育園に対して、さらに無責任な紹介(営業)をします。

私たち、きらり保育園の運営側は、このような質問をします。

・その保育士さんは、最も重要な指針となる「保育指針」を理解していますか?
・「保育士としての倫理観」はお持ちですか?」
・「保護者目線(預ける側の人の気持ちを考える余裕)はありますか?」

この質問について、紹介事業者は、ほとんど説明できません。

そして「その方の特技はなんですか?」と聞いても、答えられないケースが多いのです。

例えば「幼稚園教諭の経験が長いので、手遊びや、工夫をこらした遊びが得意です」

「ピアノを長い間ならってきたので、音楽を活かした遊びが得意」

「ダンスが得意」「抑揚をつかった読み聞かせが得意」など。

結局、あなたのことを、細かく紹介できるはずはなく「●●保育園」「●●幼稚園」で、経験が豊富です。くらいのことしか、説明できません。

「えっ…紹介なんて、だったらもう何も信用できない」

「どうやって、いい所を探したらいいの?」と、思うかもしれません。大丈夫です。

「紹介業者が、あなたにとっていい保育園を”探す”こと」はできません。

理由は、業者の紹介は、お金が基準であり「あなたが、いい保育園に行くこと」が第一でないからです。

しかし、あなたがその気になれば「いい保育園かを”確かめる”ことは、簡単にできます。」しかも、あなた自身にしか、できない方法で。

あなたにしかできない=業者に代わりができない。だからこそ「信頼度が高い」方法なのです。

それは「実際に働くか」は別で「職場見学をする」こと

よく考えてみると・・・。

異性とお付き合いをしたり、結婚するにしても、アプリや書類で情報をみて、すぐに「お願いします!」とは、なかなかならないはずです。

それなのに、なぜか「職場さがし」では、いきなり「お願いします!(結婚やお付き合い)」になる不思議

そう思いませんか?

「求人募集への応募」ではなく「職場見学をして、お互いをしる(お見合い期間をもつ/一方的にきめない・決められない)」ことが大切なのです。

…ということは。

その企業が「求人募集」というより「お見合い=(働くかは別の)職場見学」に対して、オープンかどうか。

この「企業姿勢が、あなたにとって、非常に重要になってくる」ということです。

「なぜ、この企業姿勢が重要」と、言い切れるのか?

とてもシンプルな理由です。

従来の就職(転職)では「働く人と職場のミスマッチ」がよくありました。

その結果、保育の業界でも、保育士の保育離れ・離職が、業界的に「問題」と言われてきました

でも、違います。

事実は、職場(保育園)が、保護者さんの求めに「安定的に、保育を提供できない」「弊害がある」ということは、保育園だけでなく、同時に「保育士」の資格への、信頼を損ねるという事なのです。

そして「保育士は信用できない」→「選ばれない保育園が増えていく」というスパイラル…。

保育士として働くあなたにとって、これこそが「真の問題」なのです。

このことに気がついている企業や、そこで働く保育士は「働く人と職場のミスマッチを起こさない」ために真剣に取り組みます。

では、なぜ「働く人と職場のミスマッチ」が生じるのでしょうか?

これは「求人ページの情報」や「事前に説明されたこと」と「実際の保育現場」や「実際はたらく人たちの様子」に、ギャップがあるためと、現地でのコミュニケーション・人間関係が、ほとんどの原因です。

繰り返しになりますが「結婚」で、例えるなら「お互いをしる期間」もなく「お見合い」もなく。
「出会った当日に、いきなり結婚」するようなことが、これまでの「就職(転職)」なのです。

そこで

「昭和からの古い就職の仕組み」から起こる問題を解消するには

働く不安がなくなる「お見合い型」の職場さがしが、一番確実なのです

企業の都合で「人を求め、募集する」のではなく。
働く側の都合で「仕事を求め、応募する」のでもなく。

「双方が、お互いのために。お見合い=職場見学」をあたり前にする必要があります。

そこで、私たちは「企業の都合で、人を求め募集(求人)すること」をやめました。
そして、働く人の都合で「仕事を求め、応募してくる人にも、一度、見学や面談をする形をとるようになりました」

「双方が、お互いのために。お見合い=職場見学を当たり前にする」取り組みをしているのです。

きらり保育園の「職場見学(双方満足を目指す、おみあい型の職場探し)」とは?

就職の希望をする・しないとは別に「職場を見学」できます。

「スタッフの空き枠のある・なし、に関わらず、希望があれば、いつでも職場見学に応じます」

(知人から中身をきいている方などは、もちろん「はじめから就職希望」も可能ですが、原則、見学からになります。)

・あなたも、私たちの保育園に限らず、色々ある保育園から、職場を自由にお選びください(^^)

・私たち(保育園&スタッフ)も、一緒に働く人を選びます(^^)

ちなみに、きらり保育園の現地イメージはこんな感じです(動画もあります)

現地イメージ

実際に保護者さんとお話している様子です^^

朝のお預け・夕のおむかえ時の様子

実際に、自分の子どもを預けている保育士スタッフがママです^^

お迎えの様子(夕方)

日中の様子(ダイジェスト動画)

きらり保育園さぬま・かがの・多賀城、共通の流れです

きらり保育園:午前の様子

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<宮城県の仙台近郊エリア>

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上記のほか、疑問などあれば、お気軽にトークなどでお問い合わせくださいね。

<宮城県の登米エリア>
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職場見学時に、希望の方には、2時間程度、保育現場に入って働くことができる「おためし体験」を併せておこなっています。

「おためし体験を希望」の場合は、LINEのトークでその旨をお伝えください^^
(希望の方にのみ、詳細をお伝えしております)

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